レイ・カーツワイル「ポスト・ヒューマン誕生」第3章
人間の知能は、これからだんだんとわかっていくように、コンピューティングのプロセスのうえに成り立っている。人間の知能よりもはるかに大きい能力をもつ非生物的なコンピューティングを利用して、人間の知能を拡大し利用することで、われわれは最終的に知能のパワーを増大させることになる。よって、コンピューティングの最終的な限界について考えることは、実際には、われわれの文明はどういう運命をたどるのか、と問うているのと同じことなのだ。
小野木明恵 訳
人間の知能は、これからだんだんとわかっていくように、コンピューティングのプロセスのうえに成り立っている。人間の知能よりもはるかに大きい能力をもつ非生物的なコンピューティングを利用して、人間の知能を拡大し利用することで、われわれは最終的に知能のパワーを増大させることになる。よって、コンピューティングの最終的な限界について考えることは、実際には、われわれの文明はどういう運命をたどるのか、と問うているのと同じことなのだ。
小野木明恵 訳